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2012年2月13日 (月)

NEX-7で使うB011(SONY NEX-7 レビュー その6)

はてさて果たしてNEX-7とB011は私の要求に対して妥協点(あるいは最適解)となることができるのか?

Dsc_2352_01

(以下、カメラの話)

◆サイズ
大きさは55-210mmよりも小さい!というイメージでしたが、実際に比べてみると長さがわずかながら短いくらいですねぇ。
フード装着時のイメージが強かったせいでしょうか。
また重さもB011の方がずっしりしています。
ただ、55-210mmでは必要になる標準レンズがいらなくなるのはいいですね。荷物の節減になります。重さは嵩よりも気になりませんし。
あと、望遠端のF値も同等というのは、同じ条件で撮影することができるという点でプラスポイントです。まぁ写りまでが同等なんて虫のいい話はこの世にないと思いますから、そこまでは期待していません。

◆質感
B011はブラックモデルを購入しました
表面材料はアルミかな?光沢があってNEX-7よりも艶々しています。でも付けていても違和感はありません。
ゴムローレットデザインも純正とは違うものの、決定的な破綻はありません。
ズームリングはなめらかではない(回す際のトルクが変動する)ですが、広角端から望遠端までスムーズに回せます。望遠端で鏡胴が伸びきった時でもガタ付きがないのは立派。
あえて注文を付けるなら、焦点距離表示が18mm、35mm、50mm、75mm、100mm、135mm、200mmとあるんですが、「24mm」の印刷が是非欲しかった!スペースに余裕はあるのになぜ省いたんだろう?

◆各焦点距離でのF値
確認したところでは、
18-23mm F3.5
24-31mm F4.0
32-39mm F4.5
40-48mm F5.0
49-75mm F5.6
76mm~ F6.3
となっています。換算100mm程度までは何とかF5.6で粘ってくれますが、それを超えるとあとはF6.3ですね。
標準域のF値の動きはキットズームと差がない感じですので、寄れない分被写界深度を活かした表現の幅は狭まるといったところでしょうか。
個人的には、望遠端は200mm相当(135mm)まででいいので、望遠端でもF5.6を維持してくれた方が絞り込んだりし易くなるので嬉しいのですが。
でもレンズ的には135mmも200mmも伸長はわずかの差ですので、200mmまでにして設計した方が売れるという判断なんだろうなぁ。

◆オートフォーカス
問題ないの速度だと思うのは50mm位までかなぁ。
望遠域になるとずいぶん遅いです。一昔前(5年単位)のコンデジみたい。
55-210mmも遅いとは思いましたが、B011はそれに輪をかけて遅いです。
光量の十分あるところではややスピードが上がりますが、それでも平行移動しているもの以外は動きものはあきらめた方が良いですね。
あと、AFとは関係ないのですが、最短撮影距離50cmというのは思いのほか標準域では不便です。この弱点をカバーするレンズ(SEL30M35とか)を持ち歩いた方がいいですね。


◆手ぶれ補正
タムロンの手ぶれ補正(VC)は初めて体験しましたが、これはすごい。
液晶画面もファインダー像も(同じだから当たり前だけれど)ピタリと止まります。
室内で試し撮りした限りでは、200mmの望遠端(300mm相当)で1/20秒は余裕。
開放値が暗くても、NEXの持つ高感度耐性と併せて、かなりの悪条件まで耐えられそうです。

◆描写
可もなく不可もなく。
というか、私の許容値が低いので問題ないです。
望遠端だけを取り出して考えると55-200mmの方が当然ながら写りがよいです。
B011は望遠端は倍率色収差が発生して、これはNEX-7の自動補正でも消えてくれませんねぇ。
(でも、こんな時に活躍するのがNikonのViewNX2。
これはNikonで配布するフリーソフトでありながら、いかなるメーカーのjpeg画像でも解析してくれて、倍率色収差を自動で軽減してくれる機能がついているんです。
ボタン一つで簡単補正、NEX-3の頃から大活躍のソフトでした。
私の場合、RAWだけで撮り→Lightroomで管理、取捨選択→気に入ったものを現像→印刷フォルダに移して印刷、という手順なんですが、Lightroomでは倍率色収差の補正が手動なので面倒です。なので現像したあとViewNX2で補正という順路を通ります。
どうでもいい話でした。)
歪曲については、NEX-7の自動補正に対応していました。ちょっとびっくり。
補正OFFだと広角側では結構気になる程の歪曲があります。

天気が良くて久しぶりに太平山が望めたので撮ってみました。
何も考えないPモードでの描写です。それをLightroomで一切補正なし、品位85で現像。

Dsc00272_2

18mm F8 6000x4000 7.5MB

Dsc00281_01

105mm F9 6000x4000 6.2MB

Dsc00279

200mm F8 6000x4000 5.8MB

私的には解像感は十分なんですが、200mmでは空気の透明度が悪いのか解像が悪く感じる、との指摘がありました。確かに青空が広がっていても山およびその周辺には降雪があるようですので、解像を見るためのテストとしては適さないかもしれませんね。
その分割り引いて考えていただければと思います。


◆総論

標準から望遠域まで1本で済むというのは、やはり魅力です。そして28mm相当から300mm相当までの画角の変化は、使ってみてすさまじいものがあると感じました。
ただ、やはりこの大きさは結構存在感があります。そしてAFスピードの問題。さて耐えられるのか?
私でしたら日常域では不可、旅行や観光などといった特殊条件下では可、といたところでしょうか。
日常域では、大きさ重さ以上に最短撮影距離が50cmというのが響きます。気軽なテーブルフォトにはちょっと寄りが足りない。
しかし、フィールドでの花や昆虫撮影なんかには、専用レンズ(SEL30M35)よりも離れて被写体と向き合えるので便利に使えるかもしれませんね。(ただ、私はその用途にはD700+ZoomMicro70-180mmを使用します)

旅行や観光地歩きはどうか?
機材を最小限に抑えて、28mm相当から300mm相当までを網羅できるというのは、使ってみてすごい強みであると考えます。スナップ撮りながら、背景に浮かぶ風景をズームにて切り取れるんです。
何を撮るか分からない、何が現れるか分からない、何にでも対応できる機材を!なんていう強迫観念に駆られがちな旅行など(え?私だけ?(^^;)には、精神衛生上、大変具合のいいレンズであると思います。
弱点が分かっていて、それを補佐するレンズと組み合わせるなら、最小の荷物で最大の効果を発揮することでしょう。
もはや旅行の町歩きで機材の重さに辟易することは、無くなるのかもしれません。

それでは旅行の範疇にはいるかもしれませんが、自転車ツーリング(ポタリング)やオートバイツーリングではどうでしょう?

自転車ではギリギリ「可」と評価します。今まで自転車では荷物のコンパクトさを優先していましたから、この条件でこれだけ守備範囲の広いレンズはありません。ギリギリとしたのは動体がダメということ。同行した人の乗っている写真が撮れないのは残念だなぁ。

オートバイでは「不可」ですね。
旅行・観光とオートバイツーリングでは何が違うんだということについては、またちょっと難しいんですが、簡単に。
私の場合オートバイにはパニアケース(トランクのような荷物乗せバッグ)を付けているので、自転車よりはるかに荷物の嵩、重さに対して自由度が上がります。さらには出先で歩く際、必要ない機材はバイクに積みっぱなしということができてしまいます。
そしてオートバイツーリングこそ日常を抜け出した所にいろんな被写体があります。これに対応できるのはまだ一眼レフだけかなぁ、と。
(Nikon1V1がこの分野の最有力候補なのですが、いかんせんレンズの選択肢が少なすぎて表現の幅がない)

そんなわけで今現在の私の結論として、NEX-7+B011は小旅行の際の手軽いシステム、観光地歩きの万能対応機、自転車の友、といったところで活躍できそうな感じです。

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