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2011年11月 1日 (火)

再びNikon D700

結局、またニコンに戻ることになりました。
α900とレンズ群は全て手放し、再びニコンD700とレンズを買い直しです。

α900とαレンズ群は実に写欲を高めてくれるシステムでした。
これらのレンズとつきあった2ヶ月間は、実に写真を撮るという行為については満足できました。そして10月に記念旅行にて存分にα900で写真を撮りまくって、結果満足してしまったというのがあります。

Dsc03169

以下続き、というか雑記。カメラに興味ない人は飛ばしてください。

α900の素晴らしく見得の良い高品位なファシンダーはクリアで歪みなくレンズを通した風景を映し出してくれましたし、Zeissレンズ、Gレンズともに高品位な像を切り出してくれました。
SAL1635Z、SAL70200G、MINOLTA85mmF1.4G、どれも私なんぞが改めて書くまでもない名レンズです。

また特にブランド指定がされていないレンズもそれぞれ個性があって得難い物がありました。
SAL50F14は軽快ながらも円形絞りが採用されてとにかくボケが美しい。
SAL2875はこの値段で純正大口径標準ズームが手にはいるのか、と言うリーズナブルさに加えて、コンパクトでありながら高級ズームに引けを取らない写りを切り出してくれました。
そしてMINOLTA100mmF2.8Macro、悪い評判を聞いたことがないこの比較的コンパクトなマクロレンズは、とにかくピント面がシャープでありながら、被写界深度から外れたところは柔らかくぼけていってくれる描写に魅了されました。

あ、なんかαレンズ礼賛しまくっていますけれど、使ってみた結果をふまえての紛うこと無い感想です。

前述の通り、α900は撮っていて楽しい、αレンズ群は写りは素晴らしい、ならば何が問題かと言うことになりますが、やはり想像以上に撮りたい絵が撮れなくなってしまったことにあります。
解っていて導入したつもりですが、予想を上回るAFのプアさ。
手放す理由はこれが大きいです。

せめて以前私が持っていたニコン機の2世代前のシステム「D1H+ボディーモーター駆動望遠レンズ」程度の能力はあると期待していましたが、それにも及んでいませんでした。
まっすぐ駆けてくる犬の場合はほぼ9割の確率でピントを外してしまいます。斜め方向ならば成功が5割ほど。

もちろん運用や工夫でどうにかしようと足掻いた2ヶ月でした。
例えば置きピン。しかし置きピンでは撮れる犬の画数が極端に狭められその時どきに応じてコロコロ変わる表情を撮り逃がしてしまいます。
例えばトリミング。離れたところから余裕を持って撮った後、有り余る画素数に物を言わせトリミングするという方法を使いある程度成果を上げましたが、これでもAFのプアさは完全に解決する物ではありません。
結局撮りたい物は犬に追従してピントを合わせ続けていた上で連写を多用する従来のやり方ではほとんど満足のいく絵が撮れなくなってしまいましたし、新しい運用では制限が多すぎて満足する瞬間が撮れなくなってしまいました。

全被写体の5割を超える犬写真でこれは致命的でした。

またどうしてもソニーの方向性、具体的に言えばα900の後継機の噂がTLM方式になり光学ファインダーは装備しないと言うことが(噂上では)ほぼ確定したことについても、やはり落胆を覚えました。
もちろんTLM方式を採用したEVFの利点も認めます。実際、α77のファインダーは素晴らしかったですし、なおかつ便利でした。そしてTLM方式によってなされた常時AFというのは動体を撮るには一つの究極解でしょう。
しかしながら私が撮っていて楽しいと感じるのは、高品位な光学ファインダーであり、(α900後継が出ていない現時点で判断するのは誤りかも知れませんが)α77のファインダーでは満足感を得ることができませんでした。
α900の後継機でα900のブラッシュアップを少なからず期待したものの、後継機には光学ファインダーを装備しないのでは、たとえ犬写真目的のためにα後継機を導入しても、α900と同等のファインダーが無くなるのでは写欲を満たすことができないのです。

そして、10月に私事の記念旅行した際、思う存分α900を使って、ある程度満足したと言うのもあります。撮っている間は実に楽しく、また撮れた絵は素晴らしく一生の記念にするには充分な高品位さでした。こんな記念が撮れたからこそ逆に「α900は手放してもいいかな」と思ってしまったのです。
つまり、旅行で一眼レフを使うのはこれが最後、との思いが湧いてきたのです。

旅行では動体を撮ることはありません。
旅行ではコンパクトなシステムが色々助かります。
旅行では撮影するシチュエーションによって一眼レフが使いづらい場合があります。
ならば旅行は現時点である程度の満足解が得られている、レンズ交換式ミラーレスカメラでいいのではないか、と。

それならば一眼レフは犬撮りに特化して揃える事ができます。
そして犬撮り用具として特化させる機材の選択先は、やはりニコンしか考えられませんでした。
高感度に強く、動体に強く、連写に強く、なおかつ実績があるものとしては、新鮮みはありませんが当然の帰結です。

改めてD700に戻ってみると、α900に比べファインダーの品質の差は明らかに劣っています。
しかし、やはり趣味であるとはいえ(趣味だからこそかもしれませんが)撮りたいときに撮りたい瞬間を意図通りに切り出せるというのは、本当にありがたいことなんだなぁと改めて実感させてくれました。

ニコン機材とレンズを10数本手放してα900に乗り換え、そしてまたα900とレンズを7本手放し、再びニコンD700と5本のレンズを手に入れました。
何というか壮大な回り道であったとともに結果的に財産縮小してしまいましたが、試してみて初めて解る回り道であったとも思いますし、α900と付き合った2ヶ月の間には貴重な記念、一生の思い出を幾枚も残してくれました。
得難い経験であったと思います。

一つのメーカー機材にこだわりながらも、他の機材が気になって仕方がない皆さん。
たまには思い切ってシステム交換してみるのも、見えなかった部分が見えてきたり、また得難いものであることが見えてきたりと楽しいものになるかも知れませんよ。

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コメント

数年前にひょんなことからニコンD-80が手に入ったものの、カメラに疎いのか、きれいに写真が撮れずじまいであります。撮るものといえば犬猫ぐらいですが、室内でフラッシュをたかずに明るい写真を撮りたいものです。勉強もせず腕もない中年はモノに頼るしかなく、レンズを購入しようかと悩むも、いったい何が良いのかさえ分からないズブロウトで困ります。w せっかくオマケ軍団というスーパーモデルがいるというのに‥。
いつもきれいな写真、羨ましいかぎりです。

ろんさん。
こんにちは、ろんさんの楽しいblog拝見させてもらってます。
何をおっしゃるやら、ろんさん軍団もいつも可愛く撮れていますよ。
癒されています。

でも室内撮りって難しいですよね。
光量が決定的に足りないし。
でももしD80+室内撮りにいいレンズとすると単焦点の明るいレンズですかね。
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
http://www.nikon-image.com/products/lens/af/dx/singlefocal/af-s_dx_35mmf18g.htm

AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
http://www.nikon-image.com/products/lens/af/fx/singlefocal/af-s_50mmf18g.htm
でしょうか?
どちらも明るい上に2諭吉前後で購入できます。
絞りを開けて撮れば室内でも十分なシャッタースピードが稼げる上に背景がふわっとぼけていい感じに写ってくれると思いますよ。

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